August 29, 2006

ご近所の変なゲイジュツ:かっこいい泥棒



















以前ここに載せた「感電している人」の看板もイカしてましたが、いや、このドロボーもなかなか放っておけない。ベレエだし。

August 27, 2006

ご近所の変なゲイジュツ:メルヒェンな壁画のある家

例によって携帯カメラだったので画像が見えにくくてスイマセン。

このかなり恥ずかしい家は、うちからバスに乗らないと行けないような寂しい雰囲気の住宅地にありました。息子の編入手続きのため訪れた教育委員会の帰りに発見。
2階の表の壁面に堂々とデカく描いてあった。すごいな。メルヒェンだな。楽器弾いてるね。
別に誰かが嫌がらせで勝手に描いた訳じゃないですから。
どうか林真理子の家でありますように。


August 25, 2006

ご近所の変なゲイジュツ:真っ赤な水玉の家

普通の住宅地にいきなりコレです。オドロキました。家をこんな可愛くしちゃってもありなのか?。どんな人が住んでいるのか知りたい。家の中がどうなってるのかも知りたい。とにかく勇気は、ある。





















この写真は真っ正面からで、側面も同様に全部水玉だった。
裏庭側には、この辺りの典型的なスタイルの家型ガレージがあってコレも水玉。本宅を30%くらい縮小したみたいでエラい可愛かったんだが、不慣れなケータイで撮ったため消してしもた。犬小屋もこの調子であったら笑える。
庭もよく手入れされてたので、妙なヒッピー(バンクーバー多いぞ)とかの仕業ではないはず。でも、どうか大橋巨泉の家じゃありませんように。


August 23, 2006

悪徳引越屋ブラックリスト

前回のエントリを書いたあと、山ちゃんが、何かの役に立てばといくつか引越被害者のサイトや掲示板を教えてくれた。
「自分たちだけがなぜこんな目にぃぃぃ〜〜・・・」と思いきや、世の中にはもっともっと悲惨な目に遭ってる人が沢山いてホントーに驚いてしまった。

私たちが使った
TRANSIT USA, INC./US-1 VAN LINESで検索すると出てくる出てくるクレームの数々!ブルックリンだけでなく、いろんな州に支店があるらしい。何度もライセンスなくしてるらしいし(そりゃそうだ!)、社名変えたりしてるらしい。

春くらいに私たちもいくつかの引越屋に見積もりに来てもらって、この引越屋に決めるかどうか迷ってた時に、一応グーグルしてチェックしたんだが、たまたま見つけたサイトではクレーム2件だけで大した内容じゃなかったからここに決めてしまったんだが。ああああ〜、こういうブラックリストサイトを先に知っていたならばっ!私のバカバカバカ!

で、どんな被害内容かというと、とにかく「1週間くらいで配達できると言っておきながら1ヶ月かかる」というのはどうもお約束みたいです。

そのつもりで引越先や持ち物の準備して、いざ引っ越したけど荷物が来なくて、買わなくていいものを買うはめになった人も多い。
小さい赤ちゃんがいる人とか子供服、オモチャ、ベビーベッドが来なくて相当困ったらしい。このカップルは下手するとこのまま荷物をなくされるかもしれないと思い、12日後に倉庫から自分たちの引越荷物を奪還して、別の引越屋に頼み直したということだ。ちなみにその倉庫ではひっきりなしにお客さんからクレームの電話がかかってたらしい(こわ〜〜)。

私たちも中古PC(ほとんどはダンナの仕事用)や、最低限の鍋釜・食器、服、タオル、ブランケット、電動工具、中古電話(壊れてたよ!)なんかを買わなくてはならなくなったし、ダイニングテーブルが来なかったから、代わりにダンナの仕事机を持ってきてご飯食べてた。なのでダンナの机はちょっと前まで「ゴミ箱2個+納戸のドア」だった(笑)。
ちなみに私の机は売り払ってきたのに最近まで買ってなかったのでPC使う時は床に枕を敷いて座ってた。
アイロンも荷物の中だったから、数少ない手持ちのスカートの半分はしわしわで着られなかったしなぁ(いまだアイロンしてないけど・笑)。

段ボール箱や家具がなくなってたり、壊されていた」というのもよくあることのようだ。でも、それに対していくらクレーム付けようが会社側はバックレて返事をしないってのも普通のようだ。

別の州に引っ越したある人は、デリバリーのヤツに階段上るなら$500のエクストラチャージ要求されたらしい。ボックスのいくつかは水浸しになってたんで、必要な書類全部そろえて写真も添えて送付&電話のクレームを3回繰り返したけど、なぁ〜〜〜んにもしてくれなくて、半年後くらいにやっとダメージ代$500(請求したのは$10,000分なのに)送ってきたけど「ダメージしたものをすべてフェデックスで会社に送ってください。送料はすべてあなた持ちで」という手紙付きだったとな。

あと、$1300のでっかいTVだけ紛失(=盗難)した人もいた。TV台とリモコンはあるのに!

でも、心底気の毒だったのは、71歳のお母さんの引越荷物を、自分の住む別の州へと引越の手配した人の投稿。
最初はローカルの引越屋に頼んで、そこが
US-1 VAN LINESに仕事を引き渡したようだ。
この人は遠くに住んでるためピックアップ当日立ちあえなくて、この71歳のおばあさん一人だったらしい。それにかこつけてか、当日トラックに積む段になって実際の見積もりより$900も多く払わせられたらしい!よく分かってないおばあさんにあちこちサインさせて。

例によって10〜15日で届くと言っておきながらもちろん来ないので、発送担当者に電話したらまだ倉庫にあると。しかも「30日間は自分とこで保管できるという契約書にサインしてあるんだ」と大変失礼な態度で。
さらにその2週間後、やっと倉庫から荷物は出た、ということだったのでドライバーに連絡をとっても「今、書類のことで問題が」とか「事故に遭った」(実際調べたらその区間でこの会社のトラックの事故の報告はなかったので、もちろんウソ)とか言って埒があかない。
その後も電話し続けたけど、ある日突然電話が全く繋がらなくなって、ウェブサイトまでなくなってしまったらしい。

ピックアップから1ヶ月半後にやっと届いた荷物はすごいダメージで、テーブルも椅子もロッキングチェアもアームチェアもバラバラに壊れていたらしい。おばあさんはショックでその場で泣いてしまったらしい。

さらに悲しいことに、彼女はその1週間後に心臓発作で亡くなったということです・・・・・。

別に引越屋に殺された訳ではないけれど、1ヶ月半不便な生活を強いられて、歳からいっておそらく長年大事に使っていたであろう家具を壊されたショックは相当なものだったんじゃないかと思う・・・。




ブラックリストにあがってる引越屋一覧を見ると、別に私たちが使った会社だけでなく、アメリカ広いんでリストが長い長い。ブルックリン多いよ(笑)。
別の名前20個くらい持ってる会社もあったし(それって・・・)。

トラックと力持ちの人間とドライバーがいれば出来てしまうような商売なので、結構簡単に会社作ってヤクザなことやってるところが多いのかもしれない。
あと、引越と言っても市内とか州内だとそんなに被害はないような気がする。

私たちはMac1台なくされた(いや、盗まれた、だ)けど、とりあえず家具壊されたり
(たぶん)、箱なくされたり(たぶん。まだ3分の2以上開けてないから確かではないけど、とりあえず最重要なものはあった)してないし、すごいイヤな目には遭ってるけどエクストラチャージも取られなかったから、まあ、これでもマシな方だったのかも、と、こういったウェブサイトを見て思ったのでした。

あと、普段必要と思ってるものでも、なきゃないで何とかなるものが多い、ということが分かった。「慣れる」ものだ。食器とか、多少不便でも大皿小皿にボウルとグラスとマグが一人各1あれば実は足りてしまう。私なんて特にいらないモノ持ち過ぎ。「へんな芸術」グッズとか(笑)。


みなさん、ともかく引越には本当に気をつけてくださいね!


次回はうちの近所の「へんな芸術」アップしたいです。水玉もようの家とか(マジで)。


August 21, 2006

iMac盗難!

今回は怒りのエントリーです!長いよっ!(笑)


さて、引越荷物は届きました。



やっと、やっと、1ヶ月もかかって届いたと思ったら、


私のiMacがない!!(怒)


最初からトラブってた引越会社だったけど、最後の最後にヤラれた。
私のコンピュータだけは、オリジナルボックスを大事にとっといてあったのでラッキー!と思って安心して梱包したのに、これがかえってアダになったようだ。今から考えると「いいモノ入ってるよー、持ってってー」と言ってるようなもんだ。
他にも2台のコンピュータやモニターもあったけど、こっちは普通の段ボール箱に入れてあって無事だった。
全部はまだ確認してないけれど、たぶん他の荷物はなくなっていそうもないので、これは間違いなく「盗難」でしょう。もう悔しいやら悲しいやら・・・・。

そもそもこの引越屋が7月に荷物を取りに来た時に、もう既に話が違ってた。春に見積もりに来た営業の話では、価格設定はあくまでも「体積」なので、なるべく小さくまとめればその分安くなるし、トラックに積んだ状態で最終的な体積も分かるから問題ないということだった。なので、私たちは重くても小さく折り畳めるような家具は持っていくことにして、そうじゃないものはなるべく処分したのでした。
しかし、当日ピックアップにきたスキンヘッドのヤクザみたいなやつ(+若者2人)は、「すべての家具の体積と価格設定が書いてある基準表があるのでその通りに見積もる」とか言った。例えば、その表に載ってるダイニングテーブルは、私たちのIkeaのテーブルみたいに折り畳みできるタイプの「5倍くらいの体積」な訳だ。つまりその表の通りに見積もったら、私たちのテーブルは実際の5倍の値段に計算されてしまう。すべてがそんな調子。当然納得いかなかったので抗議して話が違うと営業にも電話したけれど、スキンヘッドは自分たちはいつもそうやってるから相手がなんと言おうと関係ないと言ってスゲエ強気。

しかし私たちだって納得できない。時間は刻々と過ぎるばかり・・・。
そうしたら、な、なんとスキンヘッドは、最初の見積もり通りに出来るようにうまくやる代わりに1人当たり$50のチップ(x3=$150)を出すよう要求してきた!つまり「袖の下」?ですか?
まさかそんなオファーが出てくるとは考えもしなかった。すっごくイヤな気持ちになったけど、もう翌朝はカナダへの飛行機に乗らなくてはならない切羽詰まった状況だったので、仕方なくそうすることに・・・・(泣)。

そしてその後はバンクーバーで待てども待てども荷物は来なかった。

営業の話では、荷物をトラックに積んだ後、東海岸から西海岸を横断するのに一週間くらい、その後カナダを北上するのにもう少しかかる、とか調子いいこと言ってたので、私たちはそのつもりでスーツケースの中身を決めていた。
結局トラックがNYを出発したのはピックアップから二週間後(何やってたんだよ〜〜〜!)。
その後、どうゆう訳かケベック州に北上してからバンクーバーに来たらしい。
もちろんその間、ダンナはカナダサイドの引越会社にほぼ毎日ストーカーのように電話してた。

そして、荷物到着。そして再びトラブル。また話が違う
営業が持ってきたパンフレットにも、ウェブサイトにも「デリバリーの者たちが各部屋まで荷物を運ぶので指示してください」と書いてあったにもかかわらず、やれない、と言う。自分たちは家の中に運ぶだけで、階段を使って運ぶ場合(2階でも地下でも)は追加料金がかかる、と。しかも1階だろうと1カ所の部屋に全部置く、と(明らかに入りきれないのに)。
また抗議。本当に疲れる・・・。その上このリーダー格の男もすっっっごい失礼なヤツだし・・・(涙)。
いくら私たちが契約ではこうなってると言っても、「それはアメリカ国内のことで、自分たちには関係ない、できない」の一点ばり。引越会社に電話入れてもつながらないし(ムカッ)。

仕方なくリビングルームに運んでもらったけど、もちろん入りきりゃしないのでキッチンやベースメントにも(裏庭通ると階段使わない)荷物は山積みになった。
その間、私たちは荷物に付いている通し番号のチェックでテンテコ舞い。
ふと気がつくと段ボール箱も結構ダメージ受けてるし、すっごい丈夫であるはずの厚いプラスティックの大きなボックスもフタがバキバキに壊れてる。しかも食器とかが入ってる矢印付きの「割れもの注意」の大きなダンボール箱をヘーキで逆さに置いちゃってるしっ!!

ようやく運び終わるかな、という時に「コンピュータがあるかどうか確かめた方がいい」と言うダンナの一言で、段ボールの山をかき分けて探してみたけれど、ない!ない!ないよ!
必死で探したけれど見つからない!私の荷物の中で一番大事なものなのに!仕事のものも写真もいっぱい入っているのに!

私はパニクった。で、泣いた。普段人前であまり感情を強く出さない方(嬉しい時は別)だけど、マジで声を出して泣いてしまった。引越屋の人5〜6人いたけどお構いなしに(笑)。
今まで我慢してたけど、最後にドカンとヤラれて何かがプチッとキレたようだ(今はもう繋がったと思う・笑)。

結局その日は泣きながら午後いっぱい荷物をあっちこっちの部屋に自分たちで振り分けてヘトヘトになって終わったです。こんなハズでは・・・・(涙)。



ちなみに、この悪徳引越会社の名前は
TRANSIT USA, INC.

US-1 VAN LINESってのがたぶん親会社になるのだろうか。ウェブサイトあるし、ピックアップした時にトラックにもそう書いてあった。

という訳で、アメリカにお住まいの皆さん、引越の際には、間違ってもこの会社を使わないように気をつけてください!サイテーです!


August 17, 2006

ハナちゃんの引越

さて、今回の引越に際し、強気猫のハナちゃんは、ダンナとムスコと共に先にNYを出て、義父の家のあるカナダのノーヴァスコシアのハリファックス(NYの北東)へ飛行機で向かったのでした。
実は航空会社の規定サイズより少し大きかったペットキャリアーも問題なし、座席の下のハナちゃんも二時間結構リラックスしておとなしかったらしい。

ハリファックスでは飛行場近くのペットホテルに預けられてて、1週間後、バンクーバーへの飛行機に乗る直前に迎えに行きました。

なんとそこは広々とした農場で、飼い犬&猫はもちろんのこと、ヤギとか七面鳥とかまでその辺に放し飼い。事務所兼ペットストアみたいなところに入ると、いたいたハナちゃん!元気そうだ!
しかし驚いたことに小さいハナちゃん1匹に電話ボックス大のデカいケージ、しかも中が3フロアに分かれてるデラックス版!これで1泊たったの$7だそうだ。他に数匹いたニャンコも同じケージに入っていた。こんなんで儲かってるんだろうか心配になった。土地余ってるな。あなどれないぞカナダ。

東海岸のノーヴァスコシアから西海岸のバンクーバーまでは乗り継ぎや待ち時間があって、ハナちゃんは10時間くらい小さなキャリアーの中にいなくてはならなかったのでした。さすがのハナちゃんも次から次に違う場所に移動させられてナーバスになって鳴いていた。飛行機の中では吐いていて(食べ物をわざと与えなかったので水分のみ)、後半はぐったりしていてかわいそうだった。

飛行場からはタクシーで、自宅の近くのレンタカー屋へ直接行って、借りた車でペットショップへ直行、ハナちゃん用の猫砂&ボックス、キャットフード、エサ入れなんかを買って大急ぎで自宅へ。
エサを食べた後はもういつもどおりの度胸のいいハナちゃんに戻って、初めての家を端から端までくまなくチェック。とにかく入れる場所はすべて入ってみないと気がすまないお嬢さん。

翌日はハナちゃんを一人家に残し、昼間からレンタカーでIKEAに行って(前回参照)夕方帰ってきた。駐車しながらふと自宅を見上げると、え?なに?なんか屋根にいる?なに?

ハ、ハナちゃんが屋根の上にいる~~~~~!
しかも急傾斜の~~~!


とにかくこっちに来ようとして落っこちでもしたら大変なので、アセりまくった私たちは、「絶対目を合わせるな!」、「名前を呼ぶんじゃないぞ!」と示し合わせて、右手右足を一緒に出さない程度にキンチョーしつつ黙って玄関まで歩き、大急ぎで2階へ走って無事ゲット!

空気を入れ替えようとうっかり2階の窓を開けっぱなしで出かけてしまったのが悪かった。そこから出てしまったようだ。
考えてみたら、マンハッタンのアパートの屋根上生活者だったところを保護されたハナちゃんなので、こんなことは彼女からしてみればヘイッチャラだったんだけど、うちに来てからはアパート住まいの家猫でベランダ以外は外に出したことなかったんで、いや~~~~オドロいた。

その後1週間くらいは家の中で飼っていたんだが、やっぱり元・野生児ハナちゃんとしてはたまらなく外に出たい。試しに庭に出してみた。腰を落としつつも興味津々で隣の庭だろうが道路だろうがどこまでも行ってしまうので、後にくっついて時々軌道修正させながら慣らさせたのでした。
ノラちゃんと思われても困るので、翌日、首輪を買ってきてつけて外に出してみた(似合わない)。さっそくリスを襲おうとしてた(オイオイ)。
最近はさらに首輪に、鈴と、連絡先が書かれた小さい紙片の入った鈴状のものも付けた。鈴のおかげでどこにいるか分かるし、何と言っても襲われる寸前の鳥やリスが逃げてくれるのでありがたい。

結局、外で遊んでいても名前を呼べばすぐ来るので、あまり遠くには行ってないようだ。
時々、近所のニャンコ(少なくとも3匹は目撃)がうちの庭にぶらぶら散歩に来るんだけど、ハナちゃん、例によって「シャーーー!!」とか言って威嚇してます。やなヤツ・・・・・・。



ところで引越荷物はいよいよ本日来る予定!長かったよ~~~~。
引越屋が見積もりに来た時には「1週間ちょっとで届く」みたいなニュアンスで話していたくせに!荷物をトラックに積んで持っていったヤクザみたいなヤツは「1ヶ月以上かかったら半額になるぜぇ」と言ってただけあって、ぴったり1ヶ月目で届くってのがものすごく悔しい・・・・・。

August 13, 2006

愛しのIKEA

さて、前回からの続き。
ちなみにまだ引越荷物は届いていません(怒)。

IKEA。まず行く前に場所を入念に調べた。ネットで行き方とか所要時間調べたら、「うちから20分」との驚くべき回答が!バンクーバー郊外のリッチモンド(空港がある)というところにあるにもかかわらず意外にも近い。NYだとブルックリンから地下鉄とシャトルバス乗り継いで1時間半、車では2時間以上はかかったかも?(普通はそんなかからないはず・笑)。しかし、いつものことながら、機械が出す所要時間どおりに目的地に着いた覚えがない私たちなので、ここで油断しない。私たちの場合だと普通その3倍と見積もる。でも、大きな地図を広げてみたら、うちから南にほとんど一直線。
やや緊張しつつさあ出発だ!

うちから西に5ブロック行った後は一気に南に一直線。本当に20分近く走ったら、青と黄色のIKEAの建物の看板が見えてきた!しかし、この「看板が見える」という事実に油断して今までさんざん痛い目にあってきている。実は看板が見えた後ハイウェイの出口を探して降りてからが勝負。こっからが遠い。へたするとIKEA周辺をぐるぐる回り続けるはめになる。

しかし幸運にもここはハイウェイじゃなかったので、すんなり建物のあるほうに曲がったらアッサリ着いてしまった。「よくやった自分」というよりも「狐につままれた」気分。
「マジで?」とか「信じられない」とか言いながらうすら笑いを浮かべつつ店内へ。

平日のせいもあったけれど、空いてる~~。店員も親切~。レストランもほとんど並ばずに簡単に座れてしまうし。うんざりするほど待たされる覚悟だったレジもデリバリー・カウンターもガラ空き。
しかし一番驚いたのは配達料金。NYでは確か$99、パリでは多分それ以上だった記憶があるのだけど、ここではアメリカ$にすると$30くらい!?当然配達は翌週かと思いきや、「翌朝」配達してくれると!
しかも、空港経由でIKEAのシャトルバスに乗り継いできた人で$300以上買い物したら配達料無料のプロモーションまでしてたし!

こんなことやってて大丈夫なのかカナダのIKEA!?ちゃんと儲かっているのか?人件費めちゃ安いのか?

そしてこの後私たちは調子に乗ってさらに3回もIKEAに行ってしまったのでした。
ちなみにレストランの食べ物はNYといっしょでした。
おしまい。

August 4, 2006

引越した変ゲイ第1弾

無事にバンクーバーに引越してきました。ブログなんか更新しちゃってまるで普通の生活に戻りつつ あるようですが、実は引越荷物がまだ来ていません・・・(涙)。もう3週間経っていると言うのに。10日くらい前に確認した段階でトラックまだNY出てなかったしぃ・・・(泣)。
マーチン(ダンナ)の仕事用ラップトップ以外、家族3人分のコンピュータも当然引越荷物の中。しかし当分荷物は届きそうもないので、数日前に中古の全然イカしてないデスクトップ
(デスクないくせに)をみんなでシェアするために買いました。なので、ブログも少しづつ始められそう。でも画像はアップできない、しくしく。

さて、バンクーバー初日は飛行場からタクシーで市内のレンタカー屋に直接行って車借りて(1週間分。NYよりだいぶ安い)、一瞬家にスーツケースとハナちゃん(バテバテ)を置いて、その晩に最低限必要なエアーベッドと寝具類、それとマグカップ各1やお湯沸かす用鍋とかトイレットペーパーなんかを大急ぎで買い集めたのでした。どこに何売ってるかも分からないんで手間取って最後にはお店も閉店し始めてブランケット買い損ねるんじゃないかとヒヤヒヤ。家は既に借りてあったんで住めるんだけど、中に本当に何にもなかったので、ほとんどキャンピング状態。椅子もテーブルもないし、床もあまりきれいそうじゃなかったんでティーも立ち飲み。しかも買ったエアベッドの空気が一晩の間にすこ~しづつすこ~しづつ抜けてったので体ななめっちゃうし(涙)。

翌日は家具を買うためにIKEAへ。バンクーバーにもあって嬉しい~。
とは言うものの、「レンタカー」で「IKEA」だ。IKEAと言えばたいてい郊外にあって、バスで行きゃあ良いものを、高いデリバリー代を少しでも浮かすために車で行ったがためにNYでもパリでも迷いに迷った苦い思い出がある・・・。そう、私たちは極度の方向オンチ。昔、オーストリアを走ってイタリアの国境に向かってるつもりがドイツ国境に到着してしまったという信じがたい事実もある。

果たして無事に着けるのかバンクーバーのIKEAに!?(つづく)